モブ沢工房

プログラミングとかLinux関連(特にOSSのグラフィックツール関連)とかレトロゲームとか3Dプリンタやら日曜大工等、色々。

ロジクールマウス LS-1tを購入 & Linuxにてボタンのお手軽再マッピング

なんだか買ってばかりですなぁ。物欲が止まらない時期なのでしょうか…

今回の獲物はこれ、ロジクールの廉価マウスLS-1tです。

f:id:dothiko:20141106150452j:plain

不思議なことに、何故か気持ち悪いおじさんの顔が映り込むのでぼかしを厳重にかけてありますw

本物はもっとテカってて反射してます。

マウスとしてのレビュー

さて、このマウスを買った理由は

  • 有線で反応が良さそう
  • 小さすぎない程度に小さくて使いやすそう
  • 安くてシンプルな割にチルトホイールがある
  • センサーが真ん中にある

という理由でして。無線のm325もなかなか良かったのですが、センサーが真ん中に無いということと無線故、少し反応がよろしくない…気がしなくもない…とは言え昔の無線マウスとは比較にならない軽さと長い電池寿命と反応で、m325は奇跡の大成功プロダクツだとは思っているのですが、とりあえず似たような構成・似たような価格・ロジクールの有線マウスといえばLS-1tぐらいしかないようで、一度買ってみようということで買ってみました。

感想としてはとてもよい感じです。予想通り反応も素早く素直。ボタンなどもいい感触です。

ただ有線マウスとしては「クオリティは非常に満足だけども、有線マウスとして考えてみればごくごく普通」な出来であり、一般的にはm325のほうが感動はするかなぁ…というところでしょうか?あの値段であれほど使いやすい無線マウスはそうそうありませんからね…

あとラバー部分が予想以上にゴム感があって非常に残念です。これ、今はいいんですが、どうせ後でベタベタしてくると思うと実に嫌なんですよね。気持よく使えるうちに使い倒す感じにしましょうか…ああ、ラバーコーティングのない世界に行きたい…

ロジクールは最近m560*1、m545と立て続けにWindows8に特化したマウスを出しているだけに、そろそろオイラとしても脱ロジを考えているので、そのうちエレコムバッファローサンワサプライあたりのマウスも購入して試して見ようとは思っているのですが。

でも廉価マウスならロジクールも今のような素直なラインを続けてくれるかなぁ…とも思ったりしますが、もしかするとオイラ的に最後のロジマウスになるかも知れず。

Linuxでの設定

さて、プラグ&プレイで使えるかと思ったらさにあらず。 m325は何もせずともチルトでブラウザの戻る・進むが割り当てられており、非常に便利だったのですが、LS-1tは刺しただけでは普通にチルトで左右スクロールしてしまいます。

そこで、 MouseCustomizations - Community Help Wiki を読みつつ、ちょっとマッピングを変更してみました。お手軽に済ますため、xorg.conf.dではなく、xmodmapを使用します。

まずxmodmap -ppを実行し、現在のマッピングを見ておきます。

f:id:dothiko:20141106153329p:plain

何の変哲もないようです。色々調べた結果、LS-1tではチルトが6,7ボタンとして反応していることがわかりました。これを8,9ボタンに再マップすれば戻る・進むとして機能してくれます。

xmodmap -e "pointer = 1 2 3 4 5 8 9 6 7"

これでOK。((9以降設定がないとの警告は出ますが、問題ありません)

一応、恒常的な設定とするにはこれを自動開始プログラムに登録しておけばいいと思われます。 /etc/X11/xorg.conf.d/に.confファイルを書く手もあるかとは思いますが、使い続けるかどうかまだ決めてないので、多分試行錯誤する必要もありましょうし、そこまでするのもなーという感じで。

*1:はい、見事にトラップに引っかかりました