FirefoxのプラグインFiregestureが使えなくなったため、Gesturefyを導入しました。 これがまた、なかなか良い。
なお、ジェスチャー&ロッカージェスチャー*1は、現時点ではlinux/macにおいては、右ボタンが押下時にコンテキストメニューを発動するため、コンテキストメニュー発動を回避できず、右開始のジェスチャーはまともに使えません。 しかしながら、これはver 58以降のfirefoxでは改変されるそうなので非常に楽しみです。 *2
それまでの間は、ジェスチャーは左ボタンで起動することにしました。うっかり範囲選択を始めるとジェスチャーに入ってしまうのですが、Gesturefy設定によるジェスチャーの無効化「Ctrl押下でキャンセル*3」と、「一秒じっとしてればキャンセル」を併用すれば実用上問題はないので慣れの問題ではあります。 まぁ、早く来てくれ右ボタンー!! としか言いようがないのですが。
ともかく、それで戻るボタンが不要になったため、3ボタンマウスm100rではevdevのホイールエミュレーションを中ボタンに割り当ててみました。
xinput --set-prop ${id} 'Evdev Wheel Emulation' 1 xinput --set-prop ${id} 'Evdev Wheel Emulation Button' 2 xinput --set-prop ${id} 'Evdev Wheel Emulation Axes' 6 7 4 5 xinput --set-prop ${id} 'Evdev Wheel Emulation Inertia' 2
これやると2ピクセルぐらいで1スクロールになるので超かっとび・超快適です。
マウスホイールなんか要らなかったんや!と言うレベルの…いや、実際にはあったほうがいいの…かな…細かい動きを指定したいときは、やっぱりまだ役に立ちますかね。
できれば遅く動かしたときはイナーシャを大きくする仕組みがあればなぁ、と…まぁ、いいか。
となってくるとコレ、ミドルボタンをサイドに取り付けた私の改造マウスではなく、むしろ無改造の3ボタンのほうが使いやすいのでは?という疑問が沸いてきましたが まぁ「それはそれ」ということで。てか、ホイールクリックの反応の悪い事を考えれば、サイドもわるくはないです。
試しに、以前買ったナカバヤシのMUS-UKF90NBKで、サイド「進む」にホイールエミュレーション、 「戻る」にミドルボタンをマップしてGesturefy発動という設定にしたところ、これはこれでかなり快適でした。
いままで、自分の手に対してホイールの位置が合わないことでサプライ系各社の安マウスには大変苦しめられてきましたが。
それでもLinuxのevdev環境下においては、5ボタンあればホイールは本当に補助的になるため、今後はサプライ各社の安マウスを導入しても全く問題ないという事がわかってきました。
つぅかね…大昔3ボタンだけのホイール無しのシンプルマウスがあったじゃないですか。*4
アレでいいと思うんですよ。
んでevdevのようなドラッグによるホイールエミュレーションをハードウェアレベルで入れてしまえばいい。 だからセンターは都合2ボタンになりますが。フリースピンホイールとどっちが速いかはわかりませんが…操作性考えれば、かなりいい勝負になると思います。
更に言うとサイドに戻る進むも付けた、6ボタンホイール無しマウス。そりゃ10ボタンぐらいあれば言うことないですが、ここは敢えて限界までそぎ落として6ボタン。
これ最強だと思うんですがどうか。