モブ沢工房

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嗚呼、Matroxが終戦の日だ

Matrox、次期ビデオカードにAMD GPUを採用 〜Radeon R7 250Xがベースか - PC Watch

既にマニア向けの域を超え、業務用オンリーの領域に達していたMatroxが遂にAMDに屈するとは…って、いや、別にMatroxにコダワリを持っているわけではないのですがw

ついつい懐古と愚痴モードに突入致します。

おいらがMatroxを知ったのはMilleniumの頃で。まだwin3.1〜95の頃でしたか。 Direct3Dもほとんど形になっていない、PCIバスもでたばっかりの黎明期。Milleniumは2Dだけでなく3Dアクセラレータ機能も搭載していたのです。 確か47tekが専用ゲーム出してましたわ。懐かしい〜


SENTO - 47-tek's terrifying vision of the future ...

これですよこれ!さすが天下のyoutubeだ!!!この動画がMillenium対応版かどうかは不明ですが、確かこのゲーム。「戦闘」だったんすね…w

あとこんなものも見つけました。


Screamer Rally on Matrox Mystique - YouTube

廉価版のMystique用にScreamer Rally、しかもDOS版が出てたんですねぇ。今の今まで知りませんでした。 3dfx版と比べて素のDOS版との区別があんまり付かない…というか、速くなってるかどうか不明という(汗)、なんだかS3のS3d版Screamerのような状況ですね。

そんなこんなでおいらがMatroxグラボを買ったのはさらにその後のWin98の時代でした。Productiva G100で、確かWin98に合わせてAGPのシステムにアップグレードしたのですねぇ。RAMだけはふんだんに搭載してなんと192MBも積んでいましたw

安定してるし、まぁそこそこ速いし、アナログRGB@CRTの画質も綺麗だし。言うことなかったんですが。せいぜい文句を言うとすればVRAMが8MBでアルファブレンディング機能が無いためモトレーサーとかの煙が白メッシュだった、とかそんなとこでしょうか。

まぁ正直どうでもいい部分。 当時の我執に満ちてアホそのものの自分にはそれがわからなかった。

無駄に洋ゲーを買いグラボをとっかえひっかえ買い替えていたあの頃。その洋ゲーも別にメチャクチャやりこんだりもしない。最後にやりこんだ記憶があるのはスレイブゼロかシリアスサムでしたか… あの当時、ゲームやりたいんならPSをもっとやりこんだほうが良かったのですが。持っていないのならともかくですがしっかり持っていたという。

一体何がしたかったのか。

やたら最新APIを追っかけたり、C++言語に拘ってたりしましたな。3DならOpenGLでいいし(G100で使えたかどうかは忘れましたが)、安い・速い・簡単便利なDelphiでも使えばいいものを。

…まぁ、今更言っても仕方ない愚痴ではありますが。実に幼稚だったなと。 まぁ言い出したらキリがないというか、実際にはG100ですら無駄に豪華で、S3のTrio64V+で十分だったわけです。自分の出来る事・やりたいことを考えれば。

なんというかですね。せめてVoodoo Bansheeかi740買った時点で「もういい、もういいだろう」(氷川誠@ProjectG4的に)と。i740って当時から言われてるほど悪くなかったと思う…

ともかく。そんな反省を踏まえて次に買うのはウォークマン、それもSシリーズにしようと固く決意するおいらでありました。(改善している…のか?)