そんなわけでメイン機のストレージを耐衝撃性・耐久性をメインに考えて「大容量SSDを常に半分ぐらいの容量で使う事で寿命を稼ぐ」という事にすることにしました。 それで買ってきたのが今、安くてそれなりに速くて売れているクルーシャルのMX100の512GBなわけです。
現在のシステムは、
- 128GBの東芝HG5d-OS(ubuntu14.04)
- 250GBの日立HDD(本体固定)- /var,/tmp (SSDの寿命を稼ぐケチケチ作戦)
- ノンスクラッチ・リムーバブルベイに、3.5インチアダプタに入れたWD10JPVX - /home
そして、実家との行き来においてWD10JPVXを持ち運ぶという方式にしています。 2.5インチHDDに3.5変換をかましている理由は、3.5インチHDDそのままよりは耐衝撃性で有利っぽいからです。それにあんまりパフォーマンスは要求しないので、それなりに十分。
実家にも余ったパーツで似たような構成のマシンが置いてあり、そこにリムーバブルベイで/homeをぶちこむと移動完了という方法になっているわけです。
そこでこのWD10JPVXの部分をSSDにして、さらに耐衝撃性を高めてしまおうというのが冒頭の発想なのですが…
ところが何やら不穏な気配が。
上海問屋で買ったUSB3.0アダプタに接続してubuntu 14.04の「ディスク」、旧名ディスクユーティリティを使ってGPTで初期化してEXT4のファイルシステム作って…
それでマウントして/homeとrsyncをかけたわけです。
そしたらなんか消し忘れていた大規模ファイルが出てきたので、こんなんコピーされたらたまらん!と思ってrsyncをCTRL+CのSIGINTで終了させて元ファイルを消しました。
/homeの総容量は余分なファイルを削りまくり、もしくは250GB hddに追い出した結果、180GB110GB程度です。(代わりに250GBがキツキツになってきましたが、これはまもなく余るであろう500GBにリプレースする予定)
と、ここでdmesgすればよかったのですが。 しかしこの時点で/media/dothiko/SSDHOMEは存在していたので「まぁ、いっか」(股尾前科風に)何も気にせずにrsyncを再度かけました。
そして放置すること何分か良くわからない時間が経ち。突然もう容量がないよ!って感じでrsyncが強制終了しました。
WTF!?
一体何が…と思いつつ(このへんでdmesgを見る)
[137523.582180] EXT4-fs warning (device sdh1): ext4_read_dirblock:908: error reading directory block (ino 2, block 0)
[137528.715568] EXT4-fs warning: 20 callbacks suppressed
[137528.715575] EXT4-fs warning (device sdh1): ext4_read_dirblock:908: error reading directory block (ino 2, block 0)
[137532.370794] EXT4-fs error (device sdh1): ext4_put_super:791: Couldn't clean up the journal
エラーでてますね…
さらにdfしたらこんなんでましたけど
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/sda2 122878996 122862560 0 100% /
そう、何故か残ってしまった/media/dothiko/SSDHOME(HG5d上の/dev/sda2に存在するただのマウントポイント)にコピーしてしまったのです!! ただでさえ虚弱体質のHG5dの寿命を削ってしまった!!
まぁ本当のところ何が悪かったのか、よくわかりませんが
こんな感じでしょうか。
そんなわけで、とりあえずgpartedで仕切りなおして実績あるUSB2.0アダプタでrsyncしてます…