モブ沢工房

プログラミングとかLinux関連(特にOSSのグラフィックツール関連)とかレトロゲームとか3Dプリンタやら日曜大工等、色々。

ロジクールm560レビュー@ubuntu12.04LTS+mayu

この記事はfc2から引っ越した記事です

おおっと、気がついたらもう1ヶ月も経ちそうであります。
実は色々なことがあり…というのは別に大したことではなく、PC関連なのですけどね。

さて、自分へのご褒美としてロジクールの無線マウス、m560を大購入いたしました。
サンタさんの正体はアマゾンだったのです。仮面ライダーじゃない方の。

DSC00959.jpg
DSC00961.jpg

ロジクール無線隊、勢ぞろいの図。
奥のm325は実は母用に買ったのですが、試してみたら非常に使いやすくそのまま使ってましたw

さて、このm560。
windowsでもいろいろ言われていますがlinux上でも非常に問題が多く。
中でも困ったのがlinux版mayu(窓使いの憂鬱)を起動したままだと

マウスカーソルが動かない

という問題点です。いや、正確には動くのですがサイドボタンを押しっぱなしにしないと動かない。
そしてサイドボタンを押しっぱなしだとクリックできないという…
もちろん、「窓使いの憂鬱」を終了させればまぁ普通に動きます。それでも問題点があるのですが、それは後述…

ともかくmayuのソースを見て修正してみたらとりあえず普通に動くようになりました。
どうもこのm560、「複合デバイス」とかいうやつのようで、キーボードとマウスが合体したデバイスと認識されているようです。それで、キーボードと誤認されてmayuの対象になった結果、マウスカーソルのメッセージを奪われてカーソルが動かなくなった、ということらしいのです。

diffで差分を示すべきでしょうが、迂闊にも修正前のソースを保存していなかったので修正点を引用してお茶を濁しておきます…mayuのd/linux/keydriver.cppの87行あたりを修正します。mayuは0.12.1を使用しております。


// check ev_bit
if (ioctl(fd, EVIOCGBIT(0, sizeof(evtype_bitmask)), evtype_bitmask) > 0)
{
// EV_SYN, EV_KEY, EV_REP ならおk
// ただしEV_REL(mouse) == composite deviceはnot okay
if ((test_bit(EV_SYN, evtype_bitmask) && test_bit(EV_KEY, evtype_bitmask) && test_bit(EV_REP, evtype_bitmask))
&& (!test_bit(EV_REL, evtype_bitmask)))
{

return true;
}
}



この引用部分で言うと6行目のif文に修正を加えました。
まあようするに単にEV_RELが立っていればマウスとみなしてmayuの対象にしない、というだけのことです。
全然根本的な対処になっていないのですが、動けば良かろうなのだッ!という感じで…
もっと手を加えて、mayuの対象となるデバイスを制限したりできたら面白いな〜、みたいな。

時に、前述しましたが実はこれだけでは話は終わっておりません。
本来センターボタンと同じ反応をしめすべき、ホイール後部のスイッチが変なキーボードコードを出しますし、サイドボタンも同様に役に立たないキーコードを吐くだけで、実質使い物にならないのですね。

これをどうするか? 検索した結果、
https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1035668
redhat/fedra linuxで対処できた例が載っているようです。
いずれ参考にして試したい所です。

というか…ぶっちゃけた話、m325のほうが素直でいいマウスに思われるのですけどね…

さらに、M560購入して動かなくてしばらく昔の有線マウス(MX400)を使っていたところ、体が慣れてしまいまして。
やはり有線はいいのぅ〜なんて思い始めていたりしちゃったりして…
M560、そこまでして使うべきものだろうか、という疑念がおいらの中で渦巻いていたりして…
そんな感じなのです。

ちなみに、チルト2+左右2ボタンの4ボタンマウスと見なしての、純粋にハードウェアのみの感想は、なかなかいいマウスです。
反応も有線とさほど変わりない気がします(しかしM325も反応がよくほぼ同レベル)。まぁ、サイドバイサイドで比べれば分かるとは思いますが…
電池一本で動きなかなか軽快です(M325も電池一本ですけどね…)。かつての電池二本の重厚な無線マウスと比較すると結構感動するのではないでしょうか?
これらの電池一本型軽量無線マウス、慣れてしまえば、操作性においてそれほど圧倒的に有線が優位という感じでもないと思います。もちろん個人差はあるとは思いますけどね。

あとM560はセンサーが若干中央でないのですが、M325のセンサー位置はM560よりさらにズレており、むしろこの面ではマシです。
M325のようなマウスでセンサーが中央でない事に慣れていれば、M560も同様に問題がないでしょう。
M325はゆるゆるホイールしかないので、M560はカリカリホイールにもゆるゆるホイールにも変更でき、その面ではM560の方がいいですね。ただ、M325をちょっと簡単に改造してカリカリにしている人もいるようですね。

うーむ…やはりM325で「足るを知る」べきだったか…

ではでは〜

おおっと、気がついたらもう1ヶ月も経ちそうであります。
実は色々なことがあり…というのは別に大したことではなく、PC関連なのですけどね。

さて、自分へのご褒美としてロジクールの無線マウス、m560を大購入いたしました。
サンタさんの正体はアマゾンだったのです。仮面ライダーじゃない方の。

DSC00959.jpg
DSC00961.jpg

ロジクール無線隊、勢ぞろいの図。
奥のm325は実は母用に買ったのですが、試してみたら非常に使いやすくそのまま使ってましたw

さて、このm560。
windowsでもいろいろ言われていますがlinux上でも非常に問題が多く。
中でも困ったのがlinux版mayu(窓使いの憂鬱)を起動したままだと

マウスカーソルが動かない

という問題点です。いや、正確には動くのですがサイドボタンを押しっぱなしにしないと動かない。
そしてサイドボタンを押しっぱなしだとクリックできないという…
もちろん、「窓使いの憂鬱」を終了させればまぁ普通に動きます。それでも問題点があるのですが、それは後述…

ともかくmayuのソースを見て修正してみたらとりあえず普通に動くようになりました。
どうもこのm560、「複合デバイス」とかいうやつのようで、キーボードとマウスが合体したデバイスと認識されているようです。それで、キーボードと誤認されてmayuの対象になった結果、マウスカーソルのメッセージを奪われてカーソルが動かなくなった、ということらしいのです。

diffで差分を示すべきでしょうが、迂闊にも修正前のソースを保存していなかったので修正点を引用してお茶を濁しておきます…mayuのd/linux/keydriver.cppの87行あたりを修正します。mayuは0.12.1を使用しております。


// check ev_bit
if (ioctl(fd, EVIOCGBIT(0, sizeof(evtype_bitmask)), evtype_bitmask) > 0)
{
// EV_SYN, EV_KEY, EV_REP ならおk
// ただしEV_REL(mouse) == composite deviceはnot okay
if ((test_bit(EV_SYN, evtype_bitmask) && test_bit(EV_KEY, evtype_bitmask) && test_bit(EV_REP, evtype_bitmask))
&& (!test_bit(EV_REL, evtype_bitmask)))
{

return true;
}
}



この引用部分で言うと6行目のif文に修正を加えました。
まあようするに単にEV_RELが立っていればマウスとみなしてmayuの対象にしない、というだけのことです。
全然根本的な対処になっていないのですが、動けば良かろうなのだッ!という感じで…
もっと手を加えて、mayuの対象となるデバイスを制限したりできたら面白いな〜、みたいな。

時に、前述しましたが実はこれだけでは話は終わっておりません。
本来センターボタンと同じ反応をしめすべき、ホイール後部のスイッチが変なキーボードコードを出しますし、サイドボタンも同様に役に立たないキーコードを吐くだけで、実質使い物にならないのですね。

これをどうするか? 検索した結果、
https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1035668
redhat/fedra linuxで対処できた例が載っているようです。
いずれ参考にして試したい所です。

というか…ぶっちゃけた話、m325のほうが素直でいいマウスに思われるのですけどね…

さらに、M560購入して動かなくてしばらく昔の有線マウス(MX400)を使っていたところ、体が慣れてしまいまして。
やはり有線はいいのぅ〜なんて思い始めていたりしちゃったりして…
M560、そこまでして使うべきものだろうか、という疑念がおいらの中で渦巻いていたりして…
そんな感じなのです。

ちなみに、チルト2+左右2ボタンの4ボタンマウスと見なしての、純粋にハードウェアのみの感想は、なかなかいいマウスです。
反応も有線とさほど変わりない気がします(しかしM325も反応がよくほぼ同レベル)。まぁ、サイドバイサイドで比べれば分かるとは思いますが…
電池一本で動きなかなか軽快です(M325も電池一本ですけどね…)。かつての電池二本の重厚な無線マウスと比較すると結構感動するのではないでしょうか?
これらの電池一本型軽量無線マウス、慣れてしまえば、操作性においてそれほど圧倒的に有線が優位という感じでもないと思います。もちろん個人差はあるとは思いますけどね。

あとM560はセンサーが若干中央でないのですが、M325のセンサー位置はM560よりさらにズレており、むしろこの面ではマシです。
M325のようなマウスでセンサーが中央でない事に慣れていれば、M560も同様に問題がないでしょう。
M325はゆるゆるホイールしかないので、M560はカリカリホイールにもゆるゆるホイールにも変更でき、その面ではM560の方がいいですね。ただ、M325をちょっと簡単に改造してカリカリにしている人もいるようですね。

うーむ…やはりM325で「足るを知る」べきだったか…

ではでは〜