まぁ、またもクソマウスを買ってしまうという愚行を繰り返したこともありますが…
M100rの右クリボタンがチャタるようになりました。 保証に出そうかな〜と思ってましたが、保証って送料はどうなってるんですかね。M100rの実売価格を考えると送料のほうが高くね?と思い躊躇しておりましたが、クソマウス購入で吹っ切れました。
これはもう、かねてから考えていた改造を行う他無い、と。
そんなわけで オペを開始する! (仮面ライダーブレイブ風)
計画としては
- 中スイッチ用のスイッチを取り出し、故障した右スイッチと入れ替える。
- 中スイッチの場所からワイヤーを伸ばしてその先に新しいスイッチを付け、中スイッチをサイド化
です。
まず、開腹して作業の為にホイールだけ取りました
そしてあっさりとボタン除去。
これには、はんだシュッ太郎が大活躍です。 一家に一本はんだシュッ太郎!
というぐらいオススメしたい工具です…が、なぜかもうNEOしかない模様? いままでのシュッ太郎は30Wだったと思うのですが、45Wもあって大丈夫なんだろうか…?
まぁともかく。 なおスイッチはタクトスイッチにしました。これを筐体にテキトーに開けた穴に差し込んで固定。
見て下さい、このものすごいフィット感…まるで最初からついていたかのようだぜ…
なお、現時点での固定はのちのち調整することも考えてホットメルトで行っています。まぁ、ホットメルトで十分な気もしなくもないですが、できればABS材+アクリサンデーで強力合体したいところ。
最終的にはこうなりました。
そしてブラウザのジェスチャアドオンの起動ボタンを中ボタンに変更。まぁ、これは考え方次第というか、xmodmapで中ボタンを戻るボタンにマップしちゃうのも手かもですね。
いや〜、それにしても、(今の所)実に使いやすい。ホイールの押しこみって前々から嫌いだったんですが。
CAD周りで純3ボタンを探している方も散見されますが、改造してホイールを取っ払ってスイッチ付けちゃうのもありかと。
追記:中ボタンから戻るボタンへの変更について
他のエントリでも書こうと思いますがとりあえず、xmodmap -e ではホイールの中ボタン2を戻るボタン9にマップすることはできないようです。 何故なら、ボタン数を超えるボタンにはマップ出来ない…のだそうです。(evdev emulatewheelはエミュレーションだからokらしい)
そこで、xbindkeys & xvkbdを使うという手も考えて実行したのですが、これにはとんでもない問題点が。 デバイスを限定出来ないため、タブレットの中ボタンまで戻るになりペイント系ソフトの中ボタンスクロールが全滅…
そこでもしかして、と思ったらやっぱりありました。xinputにそういう機能がある。set-button-mapです。
xinput --set-button-map "Logitech USB Optical Mouse" 1 8 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
これにて、M100rのサイド中ボタンのみが、サイド戻るボタンとして機能します。
サイドでは、ジェスチャ起動のようなホールド操作より、ワンショット操作のこっちのが良いかも知れない…
反省などについて
何より、自分がわかっていながらまたも愚行を繰り返したという情けない有様。 ああ、釈迦の教えにきちんと従っていれば…orz
そもそもM100rを買ったのは「足るを知る」ためではなかったのか。自分のバカ!バカバカ!
そんな必要十分なM100rを横目に、クソマウスで2000円を気前よくドブに放り込んでしまったワタクシ… クソマウス2000円ぐらいいいじゃん、という心の広い考え方もあるのでしょうが
- 「これってつまり、新しいマウスを買うときに2000円追加して買ってるのと同じだよね?」
- 「それってカカクコム最高値サイトでわざわざ買ってる感じじゃない?」
- 「てかM100rが3個買えない?」
という心のつぶやきがオイラを責める…脳内嫁に責められてる感じでw
っていうかこれで5個目ですよクソマウス。LS-1Tがイマイチフィットしないのに始まり、サンワサプライ、ナカバヤシ、エレコム、そしてバッファローか…
ここまでクソマウスに手を出してしまう理由は、ロジクールの有線マウスがもうほとんど放置状態になっているのと、マイクロソフトのマウスが息をしてない状態になっているのが原因なわけでした。
つまり内心焦っていると。
それで「PCが衰退しているのでマウスも売れないので衰退」というありがちな仮説に加えもうひとつ、「マウス界二大巨頭以外の安マウスが使い物になる時代が来ているので衰退しているのでは?」という仮説を脳内で提唱してみたのですが…
しかしまぁ、それはあながち無いわけでもない感じですか。というのも、ここでクソマウス呼ばわりしている安マウスたちは、オイラの手にマッチしないだけで、多分手の小さい人が使えば問題ない気がするからです。ってかワシの手巨大すぎない…?
まぁ、いまやマウス各社の主戦場となっているゲーミングマウスが最後の希望かもしれない…けど、ゲーミングはボタン多いのがちょっと。
ボタンが多いのがなぜいけないのか?と言えば、それに依存するからなのですよ… 間違いなくいろいろな機能を割り当てたくなる。 そして、それに依存しきった頃にディスコンとかで消えてまた右往左往するのですな。それが怖い。
まぁ心をしっかりと持ち、いつ使えなくなっても心が動揺せぬよう執著を離れればゲーミングマウスを使う境地に達するのかも知れない…
ちなみに、無線ではロジクールのm325tは実に使いやすいです。安いし。てか、m325tは有線並の反応速度で持ちやすくてチルトホイールがあり電池一本で軽く、その上電池交換を忘れきるほどに超長持ちで、何一つ言うことないです。
ボディは超小さいんですが、何故かワタスの巨大な手にフィットする不思議な形状。つまみ持ちしやすいのでしょうか。
じゃあそれ使えよ!って感じですけど無線なのがねぇ… Wifiに加えPS4のコントローラとかみんな無線で、2.4GHz帯やばすぎないか?と思ったりしているのです。